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漫画の制作過程 ざっくり編

現在冬コミ用の原稿中(下書き)
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なので今回はざっくりとしたものですが、漫画の制作過程を書き出してみます。

あくまでも今現在の自分のやり方で、勉強中の身でもありますので今後も変わっていくと思います。個々の詳しい説明はまた機会があれば。
立ち上げ時期などはキャラ作りとか資料集めなど他諸々入ってきますが、それは今回は置いておきます。


  1. アイデア出し

  2. プロット

  3. ネーム

  4. 原稿



アイデア出し
漫画の根っこ。何を描きたいか、面白いなと思ったネタなど。これを膨らませて漫画にする。

机に向かう必要もないので日常的に思いついたものをその都度、メモしておくといいかと思います。自分は出かける時にポストイットを常に持ち歩いています。机にもセット。これに思いついたネタは全部書き込む。
A4用紙にポストイットをネタの種類ごとに分けて貼り付け、クリアファイルに保管しています。


プロット

アイデアを文章におこして、漫画の形式に収めます。

ネームを描かずにプロットをしっかり書き込んでそこから一気に原稿にいく人もいるらしい。自分は普通にプロットとネームやります。
短い話ならそのまま文字に起こしていっていましますが、ショート漫画や四コマなど以外の場合はプロットの前に構成を書き出します。

具体的にはテーマ(これはなんの話なのか)。起承転結的なもの。最低限押さえておきたいのは、起である発端。
ラストの落とし所、結末。山場をどこに持ってくるか。あと読者を意識した期待に応えるシーン。これをちゃんと文字にして残しておく。

描き始める前に必ず自分が何の話を描きたいのかということを理解しておく。これやっておかないとネームで迷子になる可能性が高いです。(やっていても迷子になる可能性はある)

自分はプロットの時点でざっくりとしたページ割りもしてしまいます。文章を1Pの分量ごとにわけて書き出します。この通りに収まることは稀なので余裕を持っておく。


プロットというか構成に関しては本当に色々なやり方があります。教本なども沢山ありますので、ご自身に合うやり方を見つけて下さい。


ネーム
プロットを参考に絵におこします。絵の書き込み具合は人それぞれ。そのまま下書きに流用できるレベルの人から棒人間まで。文字はきちんと読めるように書いておかないとあとで困る。

自分は二段階でやってます。ラフと清書。
ラフはページ調整と文字量調整。あと文字と絵にした時はイメージが大幅に変わることもあるのでそこらへんの調整。清書はコマ割や構図、どんな絵をいれるかとか。演出的なもの。

担当さんがついている場合はネーム地獄を多くの方が体験するのではないでしょうか。OKが出るまで描き続けるしかない。

担当さんが最初と言っていることが違う?よくあることです。描き続けろ。

心がへし折れそう?腐るな。苦しいのはみんな一緒だ。描き続けろ。

何を描きたいかもうわからない?最初に書いたテーマを見返して描き続けろ。


原稿
こちらはもっと細かく分けると下書きペン入れ仕上げトーンと段階分けされます。

漫画の描きはじめの時期などはとりあえず早く原稿やりたくて、プロットやネームをふっ飛ばしたり。ネームと原稿、同じ絵を描くのが苦痛だったり。原稿を最後まで描ききれなくて途中で放棄したり。そういうことがあるかと思います。

いきなり原稿をやって、それで面白いものを描けるなら、それはそれで良いと思います。ただ担当さんなどいる場合は、ネームは絶対にやる羽目になります。

漫画で大事なのは作品を一本一本きちんと仕上げることだと思います。

ただ漫画って思っているより仕上げるのが難しいというか初心者が最初にぶち当たる壁でそこで脱落する方も多い。その後も担当さんや賞や連載、単行本などいくつも壁はありますし、自分も壁に常にぶち当たってますが、一本仕上げるのは最初の一歩です。

自分もきちんと作品を一本一本仕上げよう。迷って投げ出さないようにしようと思ってはいます。…思ってはいます。ただまあ、スッパリとした見切りも時には大事だとは思う。




ざっくりとした説明は以上となります。
上記のものは、最初にも書きましたが、あくまでも自分の手順です。基本に沿っているとは思いますが、やり方は人それぞれ。あと面白い作品を作れるかは、また別問題なので、そこは分けて考えて下さい。




え?面白い作品の作り方?
…すみません。自分も知りません(オイ


 

漫画制作 消しゴム不要の消えない下書き

今回は自分が普段している下書きの青線化についてまとめておきます。説明画像は直近の漫画のものを使用しています。

【消しゴム不要の消えない下書き青線化の工程】

青線化
上が下書き 下が青線化後のペン入れ

自分はペン入れまでアナログ、仕上げのみデジタルという作業形態です。青線化を始めたきっかけですが、原稿を綺麗に仕上げたいので下書きをトレスして原稿にペン入れするという形をとっていました。

しかしペン入れ作業は連日、一日10時間以上やるわけでしてトレス台の光で眼精疲労が酷く、どうにかできないかと考えた結果が青線化となります。

メリット
・薄い青線はモノクロ印刷の場合は印刷されないので消しゴムかけ不要
・下書きが印刷されているので誤って消してしまう事故がなくなる
・下書きを擦ってしまっても原稿が汚れない

デメリット
・青線化の工程が入るので単純に時間がかかる
・紙が二倍必要


オススメな人
筆圧が強くて消しゴムかけが作業が苦痛の方
アシスタントさんを雇っていてアシさんの背景作業時にキャラのペン入れが間に合わない方
アナログ作業+デジタル仕上げの方

使用するもの
紙とペン、スキャナとプリンタ パソコンと画像ソフト(自分はコミスタやクリスタを使用)



全体の工程
【1】 下書きをする(使用する紙はなんでもよし)
【2】 下書きをスキャナでPCに取り込む
【3】 画像ソフトで下書きを青線に加工
【4】 「漫画の原稿用紙」に青線化したものをプリント

自分が現在使用しているクリップスタジオを使用しての説明になります。


【1】
下書きを普通にします。紙は何でも良し。自分は最終的に使用する原稿用紙と同じ基本枠、裁ち切り線、メモリなどをコピー用紙に印刷したものを下書き用に使用してます。

【2】
スキャナで読み込みます。現在はクリップスタジオを使用しています。デジタル仕上げの場合は最終的に使用するソフトで先に作品ファイルを作ってしまい読み込んだ方が手間が省けます。
(自分は下書きはグレースケール解像度600dpiで読み込んでいます)

青線化説明1
完成した下書きを取り込んで青線化のあと見やすいように線画を補正し少し濃くしたもの 



【3】
下書きを青線化し、透明度を下げて薄くします。
自分はこの時点で枠線や、3D配置、セリフ入れ、書き文字作業などを先にしてしまいます。

薄くする度合いですが、プリントしペン入れする時にきちんと視認できる。デジタル仕上げ時にペン入れした原稿をご自身のいつも使用している方法で取り込み、線画補正した段階で青線が綺麗に消えているのが理想です。

これはプリンターやスキャナ、線画の補正方法など各環境で違います。ちょうどいい濃さをご自身で見つけてください。完全アナログ制作の方も印刷時に青線が消えればいいので、いけるとは思いますが実験、調整が必要なので自己責任で。

青線説明2

青線説明3

【4】
カラーで「漫画の原稿用紙」に印刷します。
この後はペン入れした後、再度パソコンに取り込み、【2】~【3】で使用した作品ファイルに合成し続きの仕上げ作業をします。



プリンターについて
大別するとインクジェットプリンター、レーザープリンターがあります。

インクジェットプリンターは、インクに染料インクと顔料インクがあります。染料は紙の表面に染み込みます。 顔料は紙の上にインクが乗ります。下書きを印刷した場合、プリンターのインクの上からペン入れをするので、顔料インクの場合はうまくペン入れできない可能性があります。

自分はインクジェットの染料インクを使用ています。

レーザープリンターはまた印字の仕組みが違います。自分は所持して無い為、どういう結果になるかわかりません。申し訳ありません。誰かやってみて(オイ

加えて、プリンターによってはおせっかい機能で勝手に拡縮してしまうタイプもありますのでご自身のプリンターの環境を確認して実験してみて下さい。

※自分のスキャナとプリンターですが、どちらかがイタズラしているのか、仕上げ時の取り込んだ画像と、前の画像が完璧に一致することはありません。微妙~にズレる。許容範囲内ですので、そのまま作業しています。細かい部分ですが気になってしまう方は転げ回ることになるのでご注意下さい。



色々ごちゃごちゃと書いていますが、基本的に「薄い青線」にすればいいだけなので、画像ソフトはその工程ができればなんでも大丈夫かと思います。漫画に限らず色々応用できますので消えない下書きを活用してみて下さい。



ちなみに直近で描いたカラー漫画を青線化してペン入れしてみましたが、濃度調整を失敗してゴミ取り作業で地獄をみました(オイ



 

今月から連載開始します

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9/13より、コミックアース・スターさんにて連載開始予定です。
タイトルは「なぜ備さんはいつもいやらしいことばかり想定して危機管理しているの?」

手伝ってくれてるアシさんにタイトルを聞かれても本人が正確に言えない曰く付きのタイトル。内容については来週の更新時にでも改めて紹介します。

あともう一つ連載開始予定のものがあります。もうすでに自分の名前は出ているので告知しても平気だと思うんですが確認とってからあらためて告知します。



えっとあとはあれですよあれ。近況的には、ボールルームへようこそのアニメのまこちゃんが可愛いすぎて辛い。

 

ネームとザルチェック

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ネームが上手くまとまらなくて、のたうち回っていたら水曜日。

考えるんですよ。ネームが上手くまとまらない。手が止まって何も進まない。
一日ネームやっていたのに、何の成果も得られない。

こういう場合その日、自分は仕事をしていたことになるのかと。

精神衛生上よくないので、確実に進められる仕事と成果に波のある仕事は同時進行でやる方がいいんでしょうね。ただ、ネーム中は頭がネームモードなので切り替えが難しい。いや、しかしできるようになっておかないと。


上は仕事のお話で以下 趣味枠。

総集編って昔の原稿を掘り返すわけですよ。漫画を描いている方ならわかると思うのですが、ぶっちゃけ昔の原稿って見るのって苦痛というか羞恥プレイというか気が沈むというか。
まあ、恥ずかしさは流石に麻痺してきているのであまり気にならないのですが。

そして逆に昔の方が良く描けていても気が沈むから、よろしくない。目をそらすとミスを見逃して修正を入れ忘れる。単行本作業でも同じなんですけどね。

だから自分はザルチェックに定評があります。

あっそうか、ならアシさんにチェックお願いすればいいのか。きっと丁寧にやってくれるはず。…自分はアシスタントしている時もガバガバチェックでザルだった記憶がありますが。まあ人それぞれですよね。



見直しの上手な方にコツを聞きたい。



 

筆洗い用の水入れ新調

原稿作業に使う修正液の筆洗い用の水入れがボロくなってきたので
新しいものにしようと買ってきました。

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パステルのプリン。
今回購入したのは「プレミアム極プリン トリプルショコラ」。
これを美味しくいただきまして…

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新しい水入れ誕生。

パステルのこのガラス製の容器は高さも丁度良く、サイズ感もバッチリ。ガラスなので重く安定感もあり、透明で水の汚れ具合も確認できるお気に入りの水入れです。プリンも美味しく容器も優秀。実に素晴らしい。

原稿で使うものですが、ただの自分用おやつという側面もあるので
これが経費で落ちるのか否か気になる所。

 

プリンタのインク目詰まり

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やはり自分が直面している課題をクリアできないと先に進めないのか。


去年からプリンタのインクが詰まっていて調子が悪くて困っていましたが
いい加減、原稿作業にも影響が出てきました。具体的にいうとペン入れ用の
原稿をプリントする時に枠線が非常に汚い。

冬コミペーパーの原稿は枠線全てに修正入れる羽目になっていました。

初期段階からクリーニングを何度かけても改善無しだったので
どうにかできないかとカートリッジの洗浄液を購入。上手く解消できるといいなと。駄目だったらサポート連絡ですかね。


悩ましい。





 

ネームだ!ずっとネームだ!

キャプチャ
都会って書いたら都会です。

ネームで悩んで転がりまわっています。おっおおお落ち着こう、
最初から積み木を組み直すんだ。
人任せにしないでちゃんと自分で納得いくように考えなくては。

テンパると思考力が大幅減するのが悪い癖です。何年経っても治らない。
ブログの更新を忘れる。これも治らない。
加えて年をとると余計なこと考えて足が止まるのもいけない。

あとは絵に立体感ほしいな~とか

カラーをもっと綺麗に描けるようになりたいなーとか

転げまわる、とても地味な日常。



 
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