漫画の画材 ミリペン小話


久しぶりに動画をアップ!キャラのペン入れ動画です。ミリペン多用ページ。


【動画内で少し話をしましたので、今回ブログではミリペンのお話をします】


漫画を描くうえで、つけペンの他にもミリペンを使用します。自分が主に使用しているのはコピックマルチライナー0.03。ピグマの0.05~1.0を使用しています。
2つともメジャーなので多くの方が使っているのではないでしょうか。
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上がピグマ。下がコピックマルチライナー。


なぜ0.03だけコピックマルチライナーかというと、0.03という細さがピグマに存在しなかったからです。……昔は!
現在はピグマにも0.03があります。マルチライナーに慣れてしまっていてピグマがしっくりこなかったので自分は引き続き使用中です。

メーカーはピグマはサクラクレパス。コピックマルチライナーはTOO。どちらも価格200円(税抜き)程度。

画材を扱う文房具屋さんに置いてあります。太さ関しては相当こだわりがなければ全種類揃えることもないかと。
ピグマは0.05、0.1、0.2、0.5、0.8、1.0あたりを使用しています。

枠線に使用する場合は、人によりますが0.6~1.0あたりですかね。
0.8をアナログ時代は使っていました。お近くの漫画の単行本などを見ればわかるかと思いますが、枠線も太さ、間隔、人それぞれです。



動画だとよくやっているのですが自分の場合は一部のキャラや背景もつけペンではなく、ミリペンで描いてしまいます。以下の使用感などは自分が実際に使って感じている個人的見解です。

・ミリペンのメリットは手軽さ。線を引くのに技術がいらない。
・デメリットは消しゴムを強くかけると線が薄くなる。つけペンのように強弱のついた線が引けない。


メリットの手軽さですが、インクに気を配る必要がありません。サッと出して、安定した線をずっと描き続けることができます。とにかく楽。また、背景作業時は定規を使用します。つけペンですとインクの乾きに気を使う必要がありますが、ミリペンならノータイムでOK。

デメリットの強弱のついた線が引けない。ですが力加減で結構強弱はつけられます。まあ、それをやると先が潰れて線が太くなるのですが…先が潰れたミリペンと新品のミリペンでは番数は同じでも太さが違うので使い分けるといいかと。0.05など顕著。

それ以外にもラインを重ねる。数本の太さを使い分けることでカバーできますが、つけペンなら力加減で全部できます。使い分けは重要。
さらにアシスタントですとミリペンが駄目なところもあるかもしれません。ミリペンはつけペンのラインのほど綺麗な線や味のある線は引けません。割り切りが必要です。

消しゴムで線が薄くなるのは致命的な部分でもあります。自分は消しゴム掛けをしない作業形態なので多用する傾向あり。



【 最後に改造ミリペンをご紹介】
邪道な使い方ですが、犠牲となるのはコピックマルチライナーのサイズBM。
先っぽを切って断面をカッターで切れ目つけて少しばらけさせます。断面切れ込みの角度と切れ込みの本数はお好みで。
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点線部分をカット


んでこれをスタンプの要領でポンポンとやると木の葉っぱを楽に描けます。そのままだと規則的すぎるので少し手を入れる必要はありますが。昔、教えてもらった今でも使っている小技です。

実際にやってみたのはこちら。左がポンポンしただけ右はピグマの0.1とゼブラの筆サインで軽く手をいれたもの。インクが切れかけなので少し薄いですが。
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※誰でも改造ミリペンを使えば木の葉が描ける!ではなく、木の葉を描くのを楽できる!補助的なものです。


今回は触れませんがゼブラの筆サインは今度単体で語りたいくらい好きです。

森や林を描いていると眠くなりますよね。人の原稿に使うのは許可がいるかと思いますが自分の原稿だとかなり楽できます。え?デジタルでパターンブラシがある?それを言ったらおしまいですよ。


……パターンブラシ。楽ですよね。うん。


 

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