漫画の画材 定規の小話

【今回は漫画原稿で使用している定規のお話をします】
日常使いしているものの紹介ですので、ボロくて汚いです、お目汚し失礼します。


漫画で使用する定規ですが、特に制約はなく手に馴染むものを使えばOK。自分が使用している主力はこちら。
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方眼スケールF2 30cm  方眼スケールF2 20cm メーカーはレター

メーカーさんの定規ページはこちら

ブログを描くために調べたら、Amazonで取扱なし。そういえば画材店で最近あまり見かけないような……買い溜めしておくべきでしょうか。画材って気がつくと廃盤になっていたりすることが多いので気が抜けません。

定規は方眼の有無、厚さ、柔軟性、エッジの角度など色々ありますが、上記の定規は厚さは標準、比較的柔軟性があるタイプ。エッジは浅めです。方眼はサイズを図るときはもちろん、直角の線を引くにも役立ちます。加えて、そこそこ横幅があるので、修正液やインクを乾かす際に団扇代わりにもなります。

欠点は裏のメモリが長期間使用していると薄くなってきてしまうことです。これをカバーするために自分は透明のフィルムを裏側に張って防止しています。



漫画で定規を使用する際、つけペンで使用する場合はそのまま使用するとインクが定規と紙に当たって滲んでしまいます。

これを防ぐためにつけペンで使用する場合は定規を裏表逆にして使用します。エッジによって定規が紙から浮きインクが滲みません。むかし読んだ漫画の描き方の本で一円玉を定規にはって浮かせる方法が紹介されており、実践しておりましたが安定性がいまいちで普通にひっくり返して使うようになりました。

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ちなみに画材店で一円玉代わり使える、このような薄い円形のものがあります。お名前は「フローティングディスク」。裏側にテープが貼ってあり、定規にくっつけて使用できます。一円玉より厚みが薄く安定感あり。オススメです。加えて定規が紙にくっつかないので汚れません。

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↑こういうのです。
品揃えの良い画材店なら似たようなものが置いてあるんじゃないかと。


話を戻しまして主力の定規のお話。裏返した際にエッジが浅すぎて平べったいと隙間にインクが入り込んで意味がありません。厚さとエッジの付き具合でつけペンに当たる部分が変わってきますので使用感が変わります。

インクが付いたらこまめにティッシュで拭き取ってお掃除します。さぼっているとインクがボタ落ち事故がおこるので注意。
背景を描くときはつけペンのインクと定規についたインク、原稿用紙の乾いていないインクに気をつけながら作画する必要があります。慣れていてもたまに事故は起こる。

なので自分は背景をミリペン多用で処理してしまうんですけどね。修正面倒くさい。

主力2つ以外で使用しているのはこちら
雲形定規と円形定規。メーカーはDELETERSTAEDTLER。あとは雲形定規より浅い曲線用ユニカーブ定規(四枚組のうちの一つ)あと写真に載せるのを忘れましたが、遠いパース用に45センチの普通の直線定規も持っています。

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右の青いものはテンプレート 正円一枚 楕円二枚

雲形定規は種類が色々あるんですよね。今のを選んだ基準はただの色の好みです。
作画で大変なのは楕円。テンプレートサイズに幅がない。でも出てくる場面は多い。手書きと雲形定規で頑張るって場面が多いです。


え?デジタルならどんなサイズの楕円も描ける?それを言ったらおしまいですよ。



……最近は定規に無いサイズの楕円はデジタルで描いちゃってます。


 

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