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漫画制作雑記 カラー(色彩)

冬コミカラーまとめと色空間と印刷

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今回はカラーのお話 今年は勉強がてら底なしのカラー沼のお話を沢山できればと思います。ちなみに色彩検定の3級は合格してました。その話はまた改めて別記事でまとめます。

新年一発目。自分の現在の実力晒し問題。
これは何色?
b1.jpg


現在は色彩検定2級の勉強を始めていて、マンセル表色系というものに触れました。
マンセル表色系の色相環は色彩検定ですと20色相に分かれ、最初は10色相を覚えます。

R(赤)Y(黄色)G(緑)B(青)P(紫) これが基本の5色相。この間を埋める形で
R YR(黄赤) Y GY(黄緑) G BG(青緑) B PB(青紫) P RP(赤紫) これで10色相です。

では上記の色はどれか?


自分の解答 「B(青)」

正解「PB(青紫)」 デデーンッ



…よ…よーし。目が死んでいることは理解した。こ…これから鍛えるから。

というか色相に加えて明度と彩度の大体の値もわかるようにならないと辛いと思うので道は険しい。PCやスマホですと、お使いのモニターによって発色が違うと思うので色は大体で見て下さい。今回はそれも含めてお話します。


前提として色の勉強を始めたのはカラーイラストに活かすことが目的です。最近書いたカラーはこちら

c95ryt.jpg
サイトではもう見飽きるレベルですが、冬コミの表紙
これを軸にお話していきます。

3級で勉強した範囲のうちでPCCSトーンを基準とした塗りをしたいと考えました。
本のタイトルが凜ですので寒色系、青系で。加えて今回何度も挑戦しては撃沈してきた彩度低めの塗りをためしてみたくて、気持ちはltgベースで考えてみました。
そして過去の失敗から肌色だけは明るく色味足しておかないと自分のバランス感覚ではしょっぱくなるのでいつもより赤みアップで鮮やかになるように。
薔薇はltgと対照になるように暗め+彩度高めに。気持ちはdp~v。そう!あくまもで気持ちはな!
暗くなりすぎないようにマキさんの腕パーツは脱いでいただきました。

上記で出しているアルファベットはPCCSのトーンを表すものです。


pccs_rgb_circle_20190115194733b61.jpg
お借りした素材ですがこんな感じのものです。(いろいろ色彩情報館様)

ltgはライトグレイッシュトーン左の上から二番目。dpはディープトーン右から二番目の一番下。
PCCSに関しては、今度復習と勉強を兼ねて別記事でまとめたいと思います。3級の中で実践にとても役立ちどうでしたので。


塗ってみた感想
基本色を目当てのトーンでまとめても影塗りやらハイライトやら細かい調整やらで色味はどんどん変化して結局、総合的に目で判断できないとだめ。色々いじっているうちにltgとはかけ離れていってしまった。もっと単純な塗りで色々試したいかも…です。


色空間
今回のカラーでは自分のディスプレイの色味と校正用sRGBの色味が恐ろしく違っていて驚きました。
sRGBというのはですね。自分も詳しく知らないのですが(オイ)モニター等によって色の見え方が違うので、それを統一するために決められた色域?色空間の規格みたいなものです。他にも印刷用のCMYKとか色空間の広いAdobe RGBとかあります。
カラープロファイルとかそういうの。ここらへんはいつか勉強してきちんとお話できればなぁと。

えーとつまりディスプレイの色は個人個人で違う。加えて自分のディスプレイの色とsRGBやCMYKで表示したときの色味は違うってことです。

そして今回の表紙で色味の違いが大きかったというのは、どんなカラーでもある程度色味は違いますが、たぶん影響を受けやすい色味だったんだと思う。たぶん肌のマゼンタ。
Twitterにカラーをあげると色味が変わったりします。たぶんあれもカラープロファイル妖精さんの悪戯だと思いますが、今の自分の知識じゃ理解できない。いや、色味が変わったように見えるのは自分のディスプレイだけかもしれないと疑心暗鬼に。


印刷
商業媒体の印刷目的のカラーですと提出はCMYKですかね。
同人誌はRGBでもOK(印刷所さんにもよる)。自分がいつもお世話になっているのはねこのしっぽさん。自分のディスプレイで見た色のイメージが過不足なく出ている感じです。いつもありがとうございます。

納品時に不安だったので店頭のディスプレイで仕上がりの色味のイメージを確認させてもらい、クリアPP加工によっても色味が変わるのでそこらへんをふまえて相談しております。広域色インクを使用。

印刷所さんに聞いたり相談したい場合は忙しい大イベントの締め切り直前ではなく、余裕がある比較的空いている時期にしたほうがいいかと思います。

クリアPP加工は自分の同人誌をお持ちでしたらお手にとって頂きまして表面がツヤっとした仕上がりのものです。他にマットPP加工というものもありますが、これはまどマギ時代に何冊かありましたが
表面がサラッとした仕上がりのものです。単行本でいうと、やまとなめておの単行本はマットPP加工です。ちなみにクリアPP加工は色味が濃くなります。商業媒体の単行本も、あれはクリアPP加工でいいのかな?


まとめ
同人誌ですと直接印刷所の方とお話できますし、RGBもOKなのでやりやすいのですが、商業媒体でCMYK提出だと校正用のCMYK表示で作業してCMYKきってモニター発色でみると、とんでもない色味になったりして、これ本当に大丈夫なの!?となったりどうにも色が鮮やかにならなかったりで沼にはまるんですが、これはたぶん知識と経験不足なので頑張るしかない。

全部ふまえて美麗カラーを描くのがプロの方ですので自分も近づけるよう精進します。

実際イラストレーターさんの絵は自分のモニターで見ても綺麗だしCMYKやsRGBに変換しても色味は変われど綺麗にバランスよくまとまっているので本当に凄いなぁと。魔法みたい。

もちろん用途によってきちんと調整するんでしょうが…本当に凄い。


……モノクロはいいぞ。カラーみたいに見え方が違ったりしない。
 
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